前のページでもふれましたが、脳血栓・脳梗塞は発症すると完全には治すことはできません。ですが、症状を軽く押さえたり、予防したりすることは可能です。このページでは、どんな治療法があるのかご紹介しましょう。
脳血栓・脳梗塞の原因は動脈硬化だということはすでにご説明しましたが、この動脈硬化を悪化させるような病気・症状の治療や行動をとらないことが有効な治療手段となります。
具体的には、高血圧、高脂血症、糖尿病、喫煙など。高血圧は、安静状態での血圧が慢性的に正常値よりも高い状態。高血圧になると血管に常に負担がかかるため、血管の内壁が傷ついたり、柔軟性がなくなって固くなったりして、動脈硬化を起こしやすくなりますので、特に注意が必要です。また、血圧や血糖値は数値が上がっても自覚症状は現れにくいので、健康診断や血圧計でこまめに測るなど、自身で気を配ることが大切になってきます。喫煙に関しては、言うまでもなく健康には害ですので、吸わないに越したことはないでしょう。
血圧や血糖値の上昇は、自分自身ではなかなか感じることはできません。それだけにこれらの症状はサイレントキラーと呼ばれることもあるそうです。こういった症状を放置しておくと、どうなってしまうのでしょうか。
例えば、高血圧の状態を放置していると、動脈硬化を進ませることになります。それによって、脳血栓の危険性だけでなく、脳卒中や心疾患、あるいは慢性腎臓病などの重大な病気につながる原因となるのです。
特に脳卒中は、男女を問わず多い症状。危険ファクターとして高血圧の影響が大きいことが明らかになっていますので、血圧が気になる方は一家に1台血圧計を置いて、日ごろから気をつけるように心がけましょう。