田七人参って、聞きなれない名前ですね。人参といっても赤くはなくて、見た目はショウガに似ている、ウコギ科の多年生植物です。
日本では高麗人参が有名ですが、これはその親戚筋に当たるもの。日本で知られるようになってきたのはほんの十数年前からです。学術名はPanax Notoginsengと呼ばれていて、その名のとおりPanax=万能といわれるほどの秘薬といわれています。古来から「金にも換え難い貴重な秘薬」という意味で「金不換」とも呼ばれているそう。とっても希少価値が高いものなんですね。
田七人参は標高約1500~2000メートルの高地の傾斜地で栽培されます。種まきから3~7年もかかるので「三七人参」または「田三七」とも呼ばれているそうで。ずいぶんたくさんの呼び名があるものんですね。なんで成長に7年もかかるのかというと、周囲の大地の栄養やエネルギーを吸収するから。なので、収穫の後はその土地には10年は雑草さえ生えないといわれています。
この大地の栄養をたっぷり吸収して育った田七人参には、サポニンと呼ばれる成分が3~8%ほど含まれています。このサポニンには脂肪分やコレステロールを分解する働きがあります。中年太り、メタボリックの原因でもある脂肪、高脂血症に関係しているコレステロール、どちらにも働いてくれるなんて、本当にうれしい成分ですよね。
現在では、日本でもこの田七人参を使った商品が数多く出ており、また医療現場でも肝臓に関する準治療薬として用いられるケースも増えているそうです。